サルサダンス独学はどこまで出来るの
サルサダンスを独学で初心者の方が出来るのは、ビデオや動画を見たりしてのベーシックステップ練習・シャイン(足技)・シングルターン(Wターン以上はターンテクニックが必要で難しい)の練習までです。しかし、独学でも一生懸命サルサダンスを覚えたいという初心者の方の気持ちは必ずダンスが上達します。
基本的にベーシックステップが常時リズムに合わせて踏めないとペアダンスを踊ることは出来ません。そして、シャイン(足技)の練習はリズム感やサルサのセンスアップに繋がります。独学でどんどん練習に励んで下さい。
独学では決して覚えられない男性のリードの仕方と女性のリードの受け方
初心者の男性に最初に訪れる難関は女性のリードの仕方になります。
男性はステップを踏みながら女性にリードをかけないと女性が動いてくれません。リードをかけて相手を動かすときの強過ぎず弱過ぎずの力加減やタイミングはインストラクターの先生に教えてもらって理屈を理解して、踊りながら体で覚えていくしかありません。女性はリードの受け方を習う必要があります。
サルサのペアダンスはレッスンを受けないと習得できない
サルサダンスの初心者は最初に男性インストラクターに習うのが有利です。女性の方も大変優れたインストラクターの方は現実に沢山いらっしゃいますし、男性が学べる点は多く有ります。それを認めた上でのアドバイスなので女性の敵では御座いませんからそこはご理解下さい。何故、最初は男性インストラクターに男女とも習った方が良いのかと言いますと、男性は女性にターンのリードをかけて指先で回すテクニックや離れてのブレイクテクニック、その他にペアダンスの基本となるリードのかけ方とタイミングの取り方を明確に教えてくれます。
また、男性インストラクターは女性のステップやバリエーションも知っていて両方のパートが出来ますので女性に対しては、リードをどのタイミングでどう受けるべきかを説明してくれます。サルサダンス初心者の男女の方は、このリードのかけ方を学ぶ、リードの受け方を学ぶというのが一番必要なことになります。これなくしては、サルサペアダンスを踊ることは出来ないと言っても過言ではないくらい重要なことです。男女共に初級・初中級の頃は、簡単なバリエーションを使って沢山踊ってリードのかけ方と受け方に専念して下さい。
女性は、スタイリングが格好いいからと夢中にならず初級や初中級くらいまでは簡単なスタイリングのみに専念してひたすらリードを受けて踊って下さい。そうしないと男性がリードのかけずらい踊りにくい相手になってしまいます。
*ブレイクテクニック
男性のサルサ初心者は冷や汗をかいた分だけ上達します
人は、汗をかいた分だけ報われといいますが、サルサ初心者の男性は冷や汗ばかりをかきます。レッスン中もパーティーに行った時にも、上手くリードをかけられなかったりバリエーションを忘れて頭の中が真っ白になり額から冷や汗が溢れてきます。上手く踊れなくて落ち込むこともしばしば有りますが、その汗は上達していく皆が経験するものです。最初からリードをかけて上手く踊れる男性はいませんから心配しなくても大丈夫です安心して下さい。
男性はリードをかける役割が入るので女性に比べて2〜3倍難しいのです。男性は、多く踊るほどに経験を積み上達して行きます。ですから最初は出来なくてもしょんぼりすることは有りません。自然に時間が解決してくれますし、失敗こそ成功の始まりなのです。