逆さになったり、足だけでなく腕や頭の力を使って多彩な動きを出すブレイクダンス。実はダンスジャンルの中でも現在世界で最も人口が多いジャンルだって知っていましたか?2016年にはブレイクダンスの世界大会が日本で行われたことも記憶に新しいです。
そんなブレイクダンスを始めるにはどうしたら良いのか?どうやればブレイクダンスを踊れるようになるのか?初心者にありがちな疑問をブレイクダンスのプロが解決してくれます。


ブレイクダンスの始め方

私がダンスを始めた頃は、田舎なこともあり、周囲にはダンスというものが存在しませんでした。テレビを録画したものを繰り返しみては、少しずつ覚えていったものです。ダンスの基本というものは、始めてから数年経ち自分よりも先輩のBBOYから吸収しました。ですが、その頃には、簡単なパワームーブや、フットワークなどは動きとして身に付けていました。今の時代、動画サイトなどで簡単に情報は手に入ります。良い時代になりましたね。
とても手軽に始めることができます。ですが、途中で諦めたり、他にしたいものが見つかって辞めたり…なかなか継続していくことが難しい時代でもあります。楽しいから続けられる、続けるから上手くなれる、そこにたどり着ける人は一握りだと思います。ただ、昔と変わらないのは、自分自身の努力です。努力を続ければ一握りになれると思います。
ダンスを始めたての頃は、何をすればいいのか戸惑います。今の時代、スタジオも増えていますから、まず通ってみるのが一番。ですが、そういう状況に恵まれていない方のために、ダンスを始めるコツをご紹介したいと思います。
補足ポイント
ブレイクダンスの覚え方
簡単に手に入る情報としてダンス動画を見ましょう。数ある中で、「この人のように踊りたい」と思う動画を探します。どの動画も一見おなじような踊り方に見えますが、ブレイクダンスは個性がはっきり出るので、好き嫌いは出てくると思います。そのBBOYの動画を見ながら動きを覚えていくのが早いと思います。
ドロップ、フロアームーブ
立ち踊りから、ドロップ、フロアームーブについてです。ますは、繋がりとしての動きではなく、「これがやりたい」の一部分を切り取ります。そのときは、音を消して、動きだけに集中するのがより効果的です。そうして一つの動きを覚えたときに、達成感に繋がり、次の動きにもトライできます。もし、余裕があるならスイッチ(反対)も、練習しておくといいでしょう。
そのBBOYオリジナルの動きには名前のないものもありますが、基本となる動きはHOWTO動画もあるので、それを見つけて参考にするのもいいと思います。そうやって動きを覚えた後に、音楽に合わせて動くと良いです。どうしても最新の動画を見がちですが、今ではレジェンドと呼ばれるBBOYの動画は参考になるものが多いです。ムーブも短いので、一つの流れとして練習しやすいです。
パワームーブ
次はパワームーブについてです。パワームーブはHOWTO動画が多いので、やりたい技の動画を参考に練習するのが良いと思います。その練習の過程で、自分の動きを録画していくと習熟度を確認するのに役立ちます。パワームーブ動画は、自分の体型に近いBBOYが踊っているものを選ぶと、より理解しやすいと思います。見るコツとしては、踊っている方の目線を意識する。この形の時に、どこを見ているのか、次にどの部分に目線が動いているのかを考えると良いです。
まずはバックスピンなど、一見、地味目なものから取り組みましょう。パワームーブには動きが関連しているものが多く、派手な技でも、地味に見える技の発展形が数多くあります。その練習の中で、縦系が得意、スピン系が得意など、自分に馴染みやすい技も理解できてきます。逆立ち系の技や、エアー系は、動画を逆さまにして見るのも効果的です。動きが複雑になってくると、立体的に捉える感覚が必要になります。自分が逆さまになって動画と見比べるのは難しいですから、動画を逆さまにする方がよりイメージしやすいと思います。
練習は1人?集団?どっちが効率的か
1人で練習する場合、集団で練習する場合では、練習の意図を分けることも重要です。
1人の時には技や、繋ぎを淡々と繰り返していくと時間が無駄になりません。集団の時にはサイファーをするなど、周囲の評価を参考にする。人前で踊ることは最初は抵抗があると思います。しかしサイファーの中で慣れることもできるので、経験として積み上げることができます。
最近ではブレイクダンスのイベントも大小、沢山あります。動画で見るようなBBOYも、身近に感じられると思うので、始めたての頃から足を運ぶと良いでしょう。

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