ダンサーにとって最も大切なアイテムでもあるダンスシューズ。室内で使っているからそこまで汚れないだろうと思って、そのまま使い続けていませんか?ダンスを積み重ねていけば、たとえダンススタジオでしか使用していなくても徐々に汚れてきます。
チェック
現状ほとんどの人がダンスシューズをしっかり手入れしている人は少ないです。そして、少し汚れてきたら洗おうと思っても実際どうやってシューズって洗えば良いか分からないものです。今回はダンスシューズの正しい洗い方をご紹介。
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初心者に見て欲しい!ダンスシューズの選び方【ヒップホップ編】
ダンスシューズの正しい洗い方
今回は主にヒップホップダンスなどで使われるラバー製(ゴム)のシューズで紹介します。
↑こういうタイプ。白は特に汚れやすい!
まず用意するものは、バケツと洗剤です。汚れが激しい場合はブラシなど用意しておきましょう。なさらに長時間水の中に手を入れて作業するのでゴム手袋をつけて行ってください。洗剤は衣類用の中性洗剤でも良いですし、靴用の固定石鹸とかでも大丈夫です。洗剤の代わりに重曹を使う洗い方もあります。
水に付ける前にやること
洗う前にシューズの紐が付いているなら外しておきましょう。そのままだと縮む可能性があります。さらに靴底のホコリや汚れを爪楊枝などで軽く取り除いておくと、良いでしょう。下準備が完了したらまずバケツにぬるま湯を入れます。冷たい水よりぬるま湯の方が汚れが落ちるので必ずぬるま湯で洗いましょう。
洗面器などで水溜めるのも良いですが汚れてしまうので注意。
ぬるま湯で丁寧に洗う
ぬるま湯にシューズを浸し、少しふやけた状態になるまで置いておくと汚れが落ちやすくなります(5分〜10分程度)洗剤をシューズにかけ手で揉むようにして汚れを浮き立たせます。思っている以上に汚れが酷い場合はブラシを使って汚れを落としましょう。この時注意したいのがゴシゴシしないこと。デリケートな縫合や繊維を傷めないように、毛先を軽く当てる程度で柔らかく洗いましょう。最後は水で何度かすすいで洗剤を落とします。洗剤が残っていると黄ばみの原因になるので、しっかりとすすぎましょう。
風通しの良い日陰で干す
洗剤をすすぎ落としたら、風通しの良い日陰で干します。天日干しはシューズを痛めてしまうので避けてください。100円ショップなどで売っているシューズ用ハンガーで干すか、壁に立てかけましょう。かかとを下にしておくと、どんどん水がたまります。それをこまめに取り出すのを繰り返します。この肯定が面倒くさい人は日陰で干す前に洗濯機の脱水をかけると靴の乾燥が格段に早くなりますし、こまめに水を取り出す作業をしなくても良いのでぜひ試してみて下さい。あまり長く脱水をかけると遠心力で形が崩れるので30秒〜60秒程度で良いです。
実は洗濯機でも洗えるって知ってますか?
シューズは手で洗うのが一般的ではありますが、そういうのが面倒くさい&時間がなくて、やらない・できない人も多いです。そんな人は洗濯機でシューズを洗いましょう。
ダンスシューズはを洗濯機で洗うことができるって知ってましたか?実は、靴を洗濯機で洗うことは、欧米では普通なのです。しかし日本ではまだ靴を洗濯機で洗うことに抵抗がある方が多いです。これは文化の違いで日本人はずっと手洗いで靴を洗ってきたのでその習慣から抜け出せていないだけなんです。
それではここからは洗濯機でのダンスシューズの洗い方を説明しましょう。
洗濯機にいれる前にやること
手洗いと同じく靴底のホコリや汚れを爪楊枝などで軽く取り除いておきましょう。外で使っているシューズなら小石や砂利は必ずとっておくことです。そして靴紐も外しておきましょう。そのままだと縮む可能性があります。
靴用洗濯ネットを利用する
洗濯機にそのままシューズを入れると洗濯機や靴が傷つく恐れがあります。そうならないためにも、洗濯ネットは必ず使いましょう。洗濯用ネットはクッションが入っており、シューズへの衝撃を和らげてくれます。また、洗濯中の音も気になりません。さらに洗い終わったらそのまま干すことができるのでとても便利。
ダンスシューズだけでなく他の靴でも使え、お値段もお手頃なので、一家に1つ持っておきたい便利グッズです。
中でも↓の靴用洗濯ネットがオススメです
液体洗剤を使い通常コースで洗濯
粉末洗剤は溶け残りの危険性があるので液体洗剤を使用することをオススメします。後は普段と同じように通常コースでシューズを洗い、最後は日陰で干しましょう。通常の服を洗うのと同じ要領なので、靴を洗う時間がない人などはこちらの方法を試してみて下さい。
まとめ
いかがでしたか?やり方をわかってしまえば簡単ですよね。
ダンスに欠かせない存在でありながら服と違い、シューズのケアは後回しにしがちです。ダンス用のシューズなので汚れや黄ばみが出てくるのは回避できません。ダンスシューズを長く綺麗に履くためには、定期的にシューズを洗いましょう。頻繁に洗うと靴が傷んでしまうので、3ヶ月〜半年に1回程度で問題ありません。
1日履いた靴を次の日には履かないこともオススメです。